
「出窓にも内窓を付けられる?」
「普通の窓より工事費が高くなるのでは?」
「出窓に内窓を付けても、先進的窓リノベ2026の補助金は使える?」
出窓は室内側に奥行きがあり、一般的な引違い窓とは形が違うため、「内窓は設置できないのでは」と考える方も多いでしょう。
結論からいうと、出窓でも条件が整えば内窓を設置できます。
LIXILも、内窓「インプラス」について、取り付けスペースを確保できれば出窓へ設置可能と案内しています。ただし木額縁への取付けが基本となり、アルミ製額縁などでは設置できない場合や、出窓のテーブル板の耐荷重を確認する必要があります。
さらに2026年の「先進的窓リノベ2026事業」でも、出窓への内窓設置そのものが一律に対象外になっているわけではありません。
ただし、出窓は設置位置が非常に重要です。
公式ルールでは、内窓は既存外窓の「開口面」から室内側50cm以内に、原則として平行に設置する必要があります。出窓については形状や躯体の状態によって補助対象外になる場合があることも明記されています。
この記事では、出窓に内窓を付けられる条件、設置位置、費用の目安、結露対策、出窓をなくすリフォームとの違い、先進的窓リノベ2026の補助金まで詳しく解説します。
| 確認項目 | ポイント |
|---|---|
| 出窓に内窓 | 条件を満たせば設置可能 |
| 必要スペース | 内窓枠を固定できる奥行きが必要 |
| 出窓の台 | 強度・耐荷重を確認 |
| アルミ額縁 | 製品によって設置できない場合あり |
| カーテン | 内窓との干渉に注意 |
| 結露 | 軽減が期待できるがゼロにはならない |
| 費用 | 一般的な内窓より造作費が増える場合あり |
| 2026年補助金 | 条件を満たせば対象になり得る |
| 補助金の設置位置 | 開口面から屋内側50cm以内が原則 |
| 特殊な出窓 | 現地調査が特に重要 |
結論|出窓にも内窓は付けられるが「どこに付けるか」が重要

出窓への内窓リフォームでは、
「取り付けられるか」
だけでなく、
「どの位置へ取り付けるか」
が非常に重要です。
一般的な窓なら、既存窓のすぐ室内側に内窓を取り付けるだけで済むことが多いですが、出窓には奥行きがあります。
例えば、
室内
↓
出窓の室内側開口部
↓
出窓カウンター
↓
既存外窓
↓
屋外
という構造になっています。
ここで内窓を、
-
既存外窓に近い位置へ設置する
-
室内側の出窓開口部へ設置する
のどちらにするかによって、使い勝手や補助金の扱いが変わる可能性があります。
特に先進的窓リノベ2026を利用するなら、施工会社に、
「この位置へ付けた場合、2026年の補助対象になりますか?」
と確認してから契約してください。
出窓とは?普通の窓との違い

出窓とは、建物の外壁より外側へ張り出す形で設置された窓です。
よくある形として、
-
台形出窓
-
角型出窓
-
弓形・ボウウインドウ
-
L字コーナー出窓
などがあります。
一般的な窓と大きく異なるのは、窓の前に奥行きのあるカウンター状のスペースができることです。
このスペースに、
-
観葉植物
-
写真
-
小物
-
インテリア
などを置いている家庭も多いでしょう。
一方で出窓は外壁から張り出しているため、
-
冬に冷えやすい
-
結露しやすい
-
夏に日射熱が入りやすい
-
ガラス面積が大きい
-
外の音が入りやすい
という悩みが出ることがあります。
そこで有効な対策の一つが内窓です。
出窓に内窓を付けるメリット

冬の寒さを軽減しやすい
内窓を設置すると、既存窓との間に空気層ができます。
LIXILも、インプラスについて既存窓と内窓の間にできる空気層が断熱・遮音効果を生み出すと説明しています。
出窓はガラス面積が大きいものも多いため、冬になると窓周辺から冷気を感じやすくなります。
内窓を設置することで、
室内
↓
内窓
↓
空気層
↓
既存出窓
↓
屋外
という構造になり、外気温の影響を受けにくくできます。
結露を軽減できる可能性がある

出窓は外気の影響を受けやすいため、冬になると結露しやすい場所です。
内窓を付けることで室内側ガラスの表面温度が下がりにくくなり、結露軽減が期待できます。
ただし、
内窓を付ければ結露が完全になくなる
わけではありません。
室内湿度が高い場合や、内窓と外窓の間へ湿った空気が入り込む場合は、外窓側で結露することがあります。
詳しくは以下の記事も参考にしてください。
防音にも役立つ
出窓は複数方向にガラスがあるため、道路や近隣からの音を拾いやすい場合があります。
内窓を追加すると窓が二重になり、空気層もできるため、防音性の向上が期待できます。
ただし防音目的なら、
-
ガラス厚
-
内窓と外窓の距離
-
サッシの気密性
-
換気口
-
壁から伝わる音
も影響します。
出窓に内窓を取り付ける2つの考え方

出窓では主に、設置位置をどうするかがポイントになります。
方法1|既存出窓に近い位置へ内窓を付ける
出窓カウンターの奥側に十分な取付スペースがある場合、既存窓に近い位置へ内窓を設置できることがあります。
メリットは、
-
出窓スペースを室内側に残しやすい
-
飾り棚として使いやすい
-
内窓が部屋側へ張り出しにくい
ことです。
実際に、出窓のスペースを残しながら内窓を設置している施工事例もあります。
ただし既存窓に近づけすぎればよいわけではありません。
出窓の形状、窓枠の材料、固定できる強度などを確認する必要があります。
方法2|出窓の室内側へ大きな内窓を付ける
もう一つは、出窓全体の室内側開口部に内窓を付ける方法です。
例えば台形出窓なら、
室内
↓
大きな内窓
↓
出窓スペース
↓
台形の既存窓
という構造にします。
この方法なら、複雑な出窓の形に沿って複数の内窓を設置する必要がなくなる場合があります。
一方で、
-
出窓スペースへ物を置きにくくなる
-
カーテンの位置が変わる
-
内窓と既存窓の距離が大きくなる
といったデメリットもあります。
さらに補助金を利用する場合は、既存外窓の開口面から室内側50cm以内という2026年の要件に注意してください。
先進的窓リノベ2026では「開口面から50cm以内」が重要

出窓リフォームで特に注意したいのがここです。
先進的窓リノベ2026では内窓設置について、
既存外窓の開口面から屋内側へ50cm以内に、原則平行に設置するもの
と定義しています。
出窓の場合、単純に、
「既存ガラスから50cm」
ではありません。
公式サイトでは「開口面」を、外窓を設置するために外壁へ設けられた開口について、周囲の壁面を延長してできる面と定義しています。複数サッシで構成される出窓も明記されています。
そのため、出窓カウンターの奥行きが深い住宅では、
取り付け自体はできても、設置位置によって補助対象にならない
可能性があります。
ここはDIYで判断せず、窓リノベ事業者に確認してください。
出窓の形状によって補助対象外になる場合がある
2026年の公式サイトでは、出窓について特別な注意書きがあります。
出窓の取り付け部に内窓を設置する場合、
「出窓の形状や躯体の状況により補助対象にならない場合がある」
と明記されています。
つまり、
「出窓にインプラスが付いた」
=
「必ず先進的窓リノベ2026の補助対象」
ではありません。
製品として施工可能かどうかと、補助制度上の対象になるかは別問題です。
台形出窓に3枚以上の内窓を付ける場合も注意
台形や多角形の出窓では、
正面
+
左側面
+
右側面
それぞれに内窓を付けたくなることがあります。
しかし先進的窓リノベ2026では、既存外窓1つに対して3つ以上の内窓を新設する工事は原則として補助対象外例に挙げられています。
ただし、
-
既存外窓のガラス面と同数の内窓を設置する
-
内窓の強度上、同じ大きさで設置できず必要最小限に分割する
場合などは例外があります。
特殊な台形出窓・L字出窓では、工事前に補助金上の「1開口」「製品数」の扱いまで確認することが重要です。
出窓に内窓を付けられない主なケース
窓枠の奥行きが足りない
内窓を固定するには一定の取付スペースが必要です。
出窓の場合はカウンターが広く見えても、実際に内窓枠を固定できる「額縁部分」の奥行きが不足することがあります。
窓枠の奥行きが足りない場合には、ふかし枠などで対応できる場合があります。
アルミ製の額縁になっている
LIXILでは、インプラスについて木額縁納まりを基本としており、アルミ製額縁などが付いている場合には取り付けできないと案内しています。
見た目だけでは判断しにくいため、現地調査で確認してもらいましょう。
出窓カウンターの強度が足りない
内窓は見た目以上に重量があります。
特に、
-
大型窓
-
複層ガラス
-
Low-E複層ガラス
-
厚い防音ガラス
を選ぶと重量が増えます。
LIXILも出窓へインプラスを設置する際は、テーブル板の耐荷重を確認するよう案内しています。
単に「置けるスペースがある」というだけでは判断できません。
ハンドル・クレセントが干渉する
出窓には、
-
開き窓
-
すべり出し窓
-
引違い窓
など複数の窓種があります。
既存窓のハンドルが室内側へ大きく張り出している場合、内窓と干渉することがあります。
内窓を閉めると既存窓が操作できない、といった失敗を避けるためにも、採寸時に開閉確認が必要です。
カーテンやブラインドに干渉する
内窓を室内側へ設置すると、現在のカーテンレールとぶつかることがあります。
出窓は特に、
-
出窓用カーテン
-
ブラインド
-
ロールスクリーン
などを窓枠内へ設置している家庭も多いため注意してください。
出窓に内窓を付ける費用はいくら?
出窓専用の全国統一価格はありません。
費用は、
-
出窓サイズ
-
内窓サイズ
-
ガラス仕様
-
サッシメーカー
-
既存枠の状態
-
ふかし枠
-
木枠の補強
-
特殊な造作
-
搬入条件
などによって変わります。
2026年の施工会社による一般的な内窓リフォーム費用の目安では、1箇所5万~16万円程度とする例があります。
また、実際の出窓へのLIXILインプラス施工例では、単独工事の概算7万円という事例や、施工当時7万5,000円だった事例があります。
ただし、これはあくまで個別施工例です。
複雑なL字出窓や大きな台形出窓、補強・造作が必要なケースでは金額が大きく変わります。
出窓の費用を左右する項目

| 項目 | 費用への影響 |
|---|---|
| 小さな出窓 | 比較的抑えやすい |
| 大型出窓 | 製品価格が上がりやすい |
| Low-E複層ガラス | 標準仕様より高くなりやすい |
| 防音ガラス | 厚さ・重量で価格上昇 |
| ふかし枠 | 追加費用が発生 |
| 木枠補強 | 追加費用の可能性 |
| 特殊形状 | 造作費が増えやすい |
| 複数窓同時施工 | 1窓だけより効率化しやすい |
「出窓だから○万円」と考えず、必ず現地調査後の見積もりを確認してください。
出窓1箇所だけ施工すると割高になる?
可能性があります。
内窓工事には製品代だけでなく、
-
現地調査
-
採寸
-
商品手配
-
運搬
-
養生
-
作業員の移動
-
補助金申請事務
などが必要だからです。
そのため出窓1箇所だけより、
出窓
+
リビング
+
寝室
など複数箇所をまとめて施工した方が、総額に対する諸経費の比率を抑えやすい場合があります。
補助金の最低申請額との関係でも、複数窓をまとめるメリットがあります。
先進的窓リノベ2026で出窓にも補助金は使える?
条件を満たせば使える可能性があります。
2026年の先進的窓リノベ事業では、内窓設置が補助対象工事です。
住宅向けの内窓では、
-
P(SS):Uw1.1以下
-
S:Uw1.5以下
が対象性能となっています。
さらに、
-
登録された対象製品
-
窓リノベ事業者との工事請負契約
-
対象となる既存住宅
-
所定の施工方法
-
合計補助額5万円以上
などを満たす必要があります。
2026年の内窓補助額
戸建住宅の場合、1箇所あたりの補助額は次のとおりです。
| サイズ | P(SS) | S |
|---|---|---|
| 特大 4.0㎡以上 | 140,000円 | 76,000円 |
| 大 2.8㎡以上4.0㎡未満 | 89,000円 | 52,000円 |
| 中 1.6㎡以上2.8㎡未満 | 58,000円 | 34,000円 |
| 小 0.2㎡以上1.6㎡未満 | 36,000円 | 22,000円 |
2026年公式サイト掲載の戸建住宅向け金額です。
低層・中高層集合住宅では金額が異なり、
| サイズ | P(SS) | S |
|---|---|---|
| 特大 | 152,000円 | 83,000円 |
| 大 | 98,000円 | 57,000円 |
| 中 | 64,000円 | 37,000円 |
| 小 | 40,000円 | 24,000円 |
となっています。
※実際の補助対象・補助額は性能証明書や建物条件などで決まります。
小さな出窓1箇所だけでは補助金を申請できないことがある
先進的窓リノベ2026では、1申請あたりの合計補助額が5万円以上である必要があります。
例えば戸建住宅の小サイズで、
S:22,000円
P(SS):36,000円
なら、1箇所だけでは5万円に届きません。
その場合、
出窓
+
寝室の窓
+
リビングの窓
など、別の開口部もまとめてリフォームすることで5万円以上になる可能性があります。
ただし補助金目当てで不要な工事を追加する必要はありません。
まず登録事業者へ、
「この出窓と予定している窓全部で、補助額はいくらになりますか?」
と確認してください。
2026年の補助上限は1戸100万円
住宅の先進的窓リノベ2026では、補助上限は1戸100万円です。
また工事着手期間は、2025年11月28日から遅くとも2026年12月31日までとされ、予算上限に達した場合はそれ以前に終了します。
交付申請は施主本人ではなく、登録された窓リノベ事業者が手続きを行います。
出窓の形状は通常窓より判断が複雑なので、補助金を利用するなら特に登録事業者へ依頼することが重要です。
出窓の内窓ではどのガラスを選ぶ?
出窓は日射の影響を受けやすいため、ガラス選びも重要です。
冬の寒さを優先する
寒さ・結露対策が中心なら、高断熱タイプのLow-E複層ガラスなどを検討します。
夏の暑さ・西日を優先する
西向きや日射の強い出窓なら、遮熱性能も確認します。
出窓は複数方向にガラス面がある場合があり、普通の窓以上に日射条件が複雑です。
東西南北すべて同じ考え方ではなく、実際の日当たりを確認してください。
出窓のスペースは使えなくなる?
内窓の設置位置によります。
奥側へ内窓を設置
出窓スペースを室内側に残しやすくなります。
観葉植物や小物を置いている家庭には使いやすい方法です。
室内側へ内窓を設置
出窓全体を内窓の向こう側へ入れる形になるため、日常的に物を出し入れしにくくなります。
断熱性能だけで決めず、
「施工後も出窓をどう使いたいか」
を業者へ伝えてください。
出窓に観葉植物を置いている場合は注意
出窓は観葉植物を置く場所として人気ですが、内窓を室内側へ設置すると植物が内窓と外窓の間に取り残される配置になることがあります。
冬には空気層側が室内より冷える場合がありますし、夏は日射によって高温になる場合があります。
観葉植物を置き続ける予定なら、
-
内窓の位置
-
日射
-
開閉方法
-
水やりのしやすさ
も考えましょう。
出窓をなくすリフォームと内窓はどちらがいい?
「寒いなら、いっそ出窓そのものをなくした方がいいのでは?」
と考える方もいるでしょう。
これは目的によって異なります。
内窓がおすすめのケース
-
出窓のデザインを残したい
-
大規模工事を避けたい
-
費用を比較的抑えたい
-
断熱・防音を改善したい
-
補助金を利用したい
出窓自体をなくすことを検討するケース
-
出窓そのものが劣化している
-
雨漏りしている
-
外壁もリフォームする
-
出窓スペースを使わない
-
壁・窓全体を作り直したい
出窓をなくす場合は、単なる窓工事ではありません。
外壁・下地・防水・断熱材・内装などの工事が伴う可能性があり、内窓追加より大規模になりやすいです。
そのため、寒さだけが悩みなら最初に内窓を検討する方が現実的です。
内窓と外窓交換ならどちらがいい?
既存の出窓そのものがまだ正常なら、内窓は比較的施工しやすい選択肢です。
一方、
-
サッシが腐食
-
ガラスが破損
-
窓が閉まりにくい
-
雨漏り
-
外窓自体が大きく歪んでいる
場合は、内窓だけを追加しても根本解決にならない場合があります。
既存窓の状態が悪ければ、外窓交換を含めて比較してください。
出窓の結露がひどい場合は施工前に原因を確認
結露対策目的で内窓を検討する方は多いですが、
-
出窓の天板
-
外壁との取り合い
-
サッシ周辺
-
ガラス
-
内部結露
のどこで水分が発生しているか確認しましょう。
特に、
「ガラスではなく木部が濡れている」
「雨の日だけ濡れる」
という場合は結露ではなく雨漏りの可能性もあります。
雨漏りを内窓で隠してしまうと、木部の腐食などが進む可能性があります。
まず既存窓の状態を確認してください。
出窓カウンターの腐りや傷みもチェックする

古い出窓では、結露によってカウンターや木額縁が傷んでいる場合があります。
内窓は枠へビス固定するため、下地が劣化していれば十分な固定強度を確保できないことがあります。
次のような状態は施工会社へ必ず伝えましょう。
-
木が柔らかい
-
黒ずんでいる
-
表面が剥がれる
-
カビが広がっている
-
ネジが効かなそう
-
水染みがある
補修してから内窓を取り付ける場合もあります。
出窓内窓の見積もりで必ず確認したい7項目
1.どの位置に付けるか
施工後のイメージを写真や図で確認します。
2.出窓スペースを残せるか
小物・植物を置きたい場合は重要です。
3.補助金対象になる設置位置か
先進的窓リノベ2026では特に重要です。
4.ふかし枠・補強が必要か
追加費用を確認します。
5.ガラス仕様
Low-E・防音・型板などを比較します。
6.カーテンへの影響
カーテンレール移設費まで見積もりに入っているか確認します。
7.補助金を引く前・引いた後の金額
「補助金で実質○万円」だけでなく、
工事総額
- 補助予定額
= 実質負担額
を分けて確認してください。
複数業者の見積もりを比較する場合はこちらも参考にしてください。
出窓は現地調査なしのネット見積もりだけで決めない
普通の長方形の引違い窓なら、
幅×高さ
から概算を出しやすいですが、出窓は違います。
確認する必要があるのは、
-
カウンター奥行き
-
額縁素材
-
枠の強度
-
出窓形状
-
ハンドル突出量
-
カーテン
-
既存窓の枚数
-
開口面からの距離
などです。
特に補助金を使う場合、
「設置できる」と「補助対象になる」は別
です。
最終判断は現地調査後に行いましょう。
DIYで出窓へ内窓を取り付けても補助金は使える?
先進的窓リノベ2026を利用するなら、DIYは基本的な選択肢にはなりません。
補助対象者は登録された窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し、その事業者が申請手続きを行う仕組みです。
出窓では特に、
-
下地強度
-
取付位置
-
製品寸法
-
補助金要件
の判断が難しいため、専門業者へ依頼する方が安全です。
マンションの出窓にも内窓を付けられる?
条件を満たせば可能です。
2026年には、L字コーナー出窓を含むマンションの複数窓へLIXILインプラスを設置した施工例も公開されています。
ただしマンションでは、
外窓・サッシ
=共用部分
となっているケースが一般的です。
内窓は専有部分側へ設置できるケースが多いものの、管理規約によって扱いが異なります。
管理会社・管理組合へ確認してから工事してください。
防火地域・準防火地域の出窓は?
外窓交換を伴う場合は、防火設備の条件にも注意が必要です。
内窓を室内側へ追加しただけで、既存外窓の防火性能を代替できるとは限りません。
特に出窓自体を撤去・交換する場合は、防火地域・準防火地域の規制を施工業者へ確認してください。
よくある質問
出窓でもインプラスは付けられますか?
取り付けスペースなどの条件を満たせば可能です。
LIXILも出窓へのインプラス設置は可能と案内しています。ただし木額縁納まりであることや、テーブル板の耐荷重などの確認が必要です。
出窓への内窓リフォームはいくらくらいですか?
全国一律の価格はありません。
一般的な内窓では1窓5万~16万円程度という2026年の施工会社による費用目安があり、出窓への施工で7万円前後だった事例もあります。
ただし特殊形状・補強・ふかし枠などが必要なら上振れします。
出窓でも先進的窓リノベ2026は使えますか?
条件を満たせば対象になる可能性があります。
ただし出窓では形状や躯体の状態によって対象外となる場合があり、設置位置も開口面から室内側50cm以内などの条件があります。
出窓の一番室内側に内窓を付けても補助対象ですか?
必ず対象になるとは限りません。
開口面からの距離や設置角度などを確認する必要があります。
現地調査時に窓リノベ事業者へ補助対象になるか確認してください。
出窓に内窓を付けると棚は使えなくなりますか?
設置位置によります。
出窓の奥側へ設置できれば室内側のスペースを残せる場合があります。
一方、室内側開口部へ設置すると、内窓を開けなければ出窓スペースへ手が届かなくなる場合があります。
出窓の結露は内窓で完全になくなりますか?
完全になくなる保証はありません。
断熱性能が向上することで軽減は期待できますが、湿度や換気、外窓の状態などによって外窓側に結露することがあります。
出窓をなくすのと内窓を付けるのはどちらが安い?
一般的には、既存出窓を残して内窓を追加する方が工事範囲を小さくしやすいです。
出窓撤去では外壁・防水・内装などの工事まで必要になる可能性があります。
ただし雨漏りや腐食など出窓自体に問題がある場合は、撤去・交換も比較しましょう。
まとめ|出窓は内窓を付けられるが現地調査と補助金位置の確認が重要
出窓でも、条件が整っていれば内窓を設置できます。
LIXILも「インプラス」について、取付スペースを確保できれば出窓への設置が可能と案内しています。
ただし一般的な窓以上に、
取付位置
窓枠の奥行き
額縁の材質
出窓カウンターの強度
既存ハンドル
カーテン
結露
補助金
をまとめて確認する必要があります。
特に先進的窓リノベ2026では、
既存外窓の開口面から室内側50cm以内に平行設置
という原則があります。
さらに公式サイトでは、出窓の形状や躯体の状況によって補助対象にならない場合があることも明記されています。
そのため、
「出窓に内窓を付けられますか?」
だけでなく、
「この位置に付けた場合、先進的窓リノベ2026の対象になりますか?」
まで確認してください。
また、出窓1箇所だけでは補助額5万円に届かないケースがあります。
寝室やリビングなど、ほかにも寒さ・結露が気になる窓があるなら、複数窓をまとめた見積もりも比較すると判断しやすくなります。
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