
「インプラスを付けて失敗したくない」
「内窓はメリットばかり紹介されているけれど、デメリットはないの?」
「補助金が使えるうちに工事したいけれど、本当に付けて後悔しない?」
LIXILの「インプラス」は、今ある窓の室内側へ取り付ける内窓です。
既存窓との間に空気層をつくることで、断熱・遮音・結露軽減などが期待できます。
一方で、
インプラスを付ければ、どんな窓でも寒さ・音・結露がすべて解決する
というわけではありません。
施工する窓やガラス仕様、既存窓の状態、室内環境、取付寸法、生活動線などによっては、
「思っていたほど効果を感じない」
「窓の開け閉めが面倒になった」
「カーテンとぶつかる」
「外窓の鍵が回しにくい」
「色を間違えた」
といった後悔につながる可能性があります。
特に重要なのは、こうした問題の多くはインプラスそのものの欠陥ではなく、期待値・製品仕様・施工条件・使い方のミスマッチによって起こり得るという点です。
2026年9月現在、LIXIL公式でも、インプラスの取付けには窓枠の有効寸法や既存クレセントとの干渉、カーテンレールなどの確認が必要と案内しています。
この記事では、
-
インプラスで失敗・後悔する7つの原因
-
インプラスのデメリット
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結露が残る理由
-
防音効果で後悔するケース
-
開け閉めが面倒になる問題
-
クレセントの干渉
-
ふかし枠による出っ張り
-
カーテンとの干渉
-
ガラス・色・勝手の選び間違い
-
契約前のチェックポイント
まで詳しく解説します。
| 後悔しやすいポイント | 施工前に確認すること |
|---|---|
| 結露が完全には消えない | 湿度・換気・外窓の状態 |
| 防音効果が期待以下 | 騒音の種類・他の侵入経路 |
| 開閉が面倒 | 換気頻度・出入りする窓 |
| 鍵が操作しにくい | クレセントの突出・取付寸法 |
| 窓枠が出っ張る | ふかし枠の必要性 |
| カーテンと干渉 | レール・ブラインド位置 |
| 色・ガラス選びに後悔 | 現物・目的・方角を確認 |
結論|インプラスの失敗は「取り付ける前の確認」でかなり防げる

インプラスを検討するときに最も避けたいのは、
「有名な内窓だから、とりあえず付ければ大丈夫」
と考えてしまうことです。
インプラスは既存窓の室内側へ追加する設備なので、
既存窓
+
既存窓のクレセント
+
窓枠
+
カーテン
+
新しいインプラス
という複数の部材が同じ場所に集まります。
そのため施工前には、
性能だけではなく「納まり」と「毎日の使い方」まで確認する
ことが重要です。
特に、
-
どの部屋に付けるか
-
何を改善したいか
-
どちら側から窓を開けるか
-
外窓の鍵へ手が届くか
-
カーテンが当たらないか
-
ふかし枠が必要か
-
どのガラスを選ぶか
-
どの色を選ぶか
まで決めてから契約すると、後悔を減らしやすくなります。
インプラスとは?
インプラスは、LIXILが販売している内窓です。
現在ある窓を撤去せず、その室内側へもう1枚の窓を追加します。
構造を簡単にすると、
室内
↓
インプラス
↓
空気層
↓
既存外窓
↓
屋外
となります。
LIXILは、この空気層によって断熱・遮音などの効果を得られると説明しています。
ただし、
「内窓を付ける」ことと「住宅全体の問題が完全に解決する」ことは同じではありません。
ここを理解しておくことが、インプラスで失敗しないための第一歩です。
インプラスで失敗・後悔する7つの原因

ここから、特に確認しておきたい7つのポイントを順番に解説します。
失敗1|結露が完全になくなると思っていた
インプラスの施工後に、
「まだ結露している」
「外窓に水滴が付いた」
と感じて後悔するケースがあります。
しかしLIXILは公式取扱説明書で、インプラスを取り付けても室内の状態によっては結露が発生する場合があると明記しています。
さらに、
インプラスと外窓の間で外窓側に結露する場合がある
ことも案内しています。
つまり、
インプラス=結露ゼロ
ではありません。
結露は湿度にも左右される
結露は、
-
窓表面温度
-
室温
-
室内湿度
などによって発生します。
例えば、
-
加湿器を強く使う
-
室内干しが多い
-
換気不足
-
浴室・洗面所から湿気が流れる
といった環境では、断熱性能を上げても結露が残ることがあります。
外窓側へ結露することもある
インプラスを閉めたあと、
内窓は乾いているのに、既存外窓が結露している
ことがあります。
これは内窓と外窓の間へ入り込んだ湿気を含む空気が、冷たい外窓によって冷やされることで発生する場合があります。
必ず施工不良とは限りません。
結露についてはこちらで詳しく解説しています。
関連記事:内窓の結露が悪化した原因って何?
対策
施工前に、
-
現在の結露状況
-
室内湿度
-
加湿器の使用
-
換気状況
を確認しておきましょう。
「インプラスを付ければ換気しなくても結露しない」という考え方は避けてください。
失敗2|防音効果を期待し過ぎた
次に多い後悔が、
「もっと静かになると思っていた」
というケースです。
LIXILはインプラスについて遮音効果を案内しています。
一方で公式ページには、
実験室で測定した遮音性能と実際の建築物では、音場が異なるため測定値に差が生じる
ことも記載されています。
つまりカタログ上の数値を、そのまま自宅で体感できるとは限りません。
音は窓だけから入るとは限らない
住宅へ入る音は、
-
窓
-
壁
-
換気口
-
給気口
-
ドア
-
屋根
-
床
など複数の経路から伝わります。
そのため窓の遮音性能だけ改善しても、
別の場所から音が入っている
場合には期待したほど静かにならないことがあります。
音の種類によって感じ方も違う
例えば、
-
車の走行音
-
人の話し声
-
犬の鳴き声
-
電車
-
ピアノ
-
重低音
では、周波数や音の伝わり方が異なります。
「インプラスを付ければあらゆる騒音が完全に消える」と考えないことが重要です。
防音目的ではガラス選びも重要
防音目的なら、
「インプラスを付けるか」
だけではなく、
どのガラス仕様にするか
も施工店へ相談しましょう。
既存窓・騒音源・窓サイズまで見てもらう方が失敗を避けやすくなります。
失敗3|毎回2枚開けるのが面倒だった
インプラスを付けると、
既存外窓
+
インプラス
の2枚になります。
窓を開ける場合には基本的に、
インプラスを開ける
↓
外窓を開ける
という操作が増えます。
これは内窓の構造上避けられない部分です。
頻繁に出入りする掃き出し窓は特に確認
例えば、
-
洗濯物を干す
-
庭へ出る
-
ベランダへ出る
-
ペットが出入りする
窓では、1日に何度も開閉することがあります。
使用頻度が高い窓では、
「断熱性は上がったけれど、毎回2枚開けるのが面倒」
と感じる可能性があります。
換気する窓も同じ
毎朝窓を開けて換気する習慣がある家庭では、
内窓
↓
外窓
を毎回開けることになります。
そのため、
施工するすべての窓を同じ優先順位で考えない
ことも重要です。
寝室のほとんど開けない窓と、毎日出入りするリビング掃き出し窓では、使い勝手への影響が違います。
障子が重く感じることもある
ガラス仕様や窓サイズによっては、内窓障子が重くなります。
特に大型掃き出し窓の場合は、
ショールームや施工例などで開閉感も確認する
と安心です。
失敗4|外窓のクレセントが回しにくくなった
インプラス施工で注意したいのが、
既存外窓のクレセント錠との干渉
です。
LIXIL公式では、インプラスを取り付けるための有効寸法について、
-
引違い窓:70mm以上
-
開き窓・FIX窓:55mm以上
を目安として案内しています。
引違い窓では、既存サッシのクレセント先端からも確認するよう説明されています。
つまり、
窓枠そのものの奥行きが70mmあるだけでは十分とは限らない
ということです。
クレセントが室内側へ飛び出している場合、その回転軌跡まで確認する必要があります。
起こり得る問題
確認不足だと、
-
クレセントへ手を入れにくい
-
鍵を最後まで回せない
-
インプラスへ当たる
-
開閉時に毎回ストレスを感じる
などの問題につながる可能性があります。
詳しくはこちらで解説しています。
関連記事:外窓のクレセント錠回しにくい原因は内窓?
逆勝手で対応できる場合もある
既存外窓との位置関係によっては、正勝手・逆勝手など障子配置を調整する方法もあります。
関連記事:内窓の正勝手・逆勝手とは?右勝手・左勝手の違いと選び方
契約前に、
「外窓のクレセントは問題なく操作できますか?」
と確認しておきましょう。
失敗5|ふかし枠で想像以上に出っ張った
窓枠の奥行きが不足している場合、
ふかし枠
を使用することがあります。
LIXIL公式でも、有効寸法が不足する場合にふかし枠を使用する方法を案内しています。
例えば引違い窓で必要寸法が70mmなのに既存窓枠が40mmしかなければ、その不足分を補う必要があります。
ふかし枠は便利だが見た目が変わる
ふかし枠を使用すると、内窓全体が室内側へ出ます。
そのため、
-
窓周りが出っ張る
-
カーテンとの距離が近くなる
-
圧迫感を感じる
-
窓台が狭くなる
-
部屋によっては存在感が増える
ことがあります。
特に大型掃き出し窓では、完成後の印象を確認しておきたいところです。
ふかし枠が使えない納まりもある
LIXIL公式FAQでは、
-
クロス巻込み納まり
-
ケーシングタイプ
-
アルミ製窓枠
-
床面がコンクリート・畳など
一部条件ではふかし枠を使用できない場合があると案内されています。
したがって、
「奥行きが足りなければ、ふかし枠を付ければ必ず解決」
とは限りません。
詳しくはこちらで確認してください。
失敗6|カーテン・ブラインドと干渉した
内窓を施工したあと、
「カーテンが窓へ当たる」
「ブラインドが使えなくなった」
という問題が起こる場合があります。
LIXIL公式でも、窓枠内にカーテンレールが取り付けられている場合などは、カーテンレールの移設が必要になることがあると案内しています。
また、インプラスとカーテンの距離が近くなると、結露がカーテンへ付着しやすくなる場合についても注意されています。
特に確認したい設備
施工前には、
-
カーテンレール
-
ブラインド
-
ロールスクリーン
-
ハニカムスクリーン
-
カーテンボックス
を確認します。
内窓だけ採寸して、
窓周辺の設備を確認しない
のは避けたいところです。
詳しくはこちらをご覧ください。
失敗7|ガラス・色・勝手をよく考えず決めた
最後は、製品選びそのものです。
インプラスは、
「どのサイズを付けるか」だけ決めれば終わり
ではありません。
実際には、
-
ガラス
-
枠色
-
窓種
-
正勝手・逆勝手
-
ふかし枠
-
クレセント
-
オプション
などを決めます。
ここを業者任せにし過ぎると、
「もっと断熱性の高いガラスにすればよかった」
「色が壁紙と合わなかった」
「普段開ける側が使いにくい」
といった後悔につながります。
ガラス選びを価格だけで決めない

内窓の目的が寒さ対策なら、
「最も安いガラスでいい」
と即決しない方がよいでしょう。
ガラスには、
-
単板ガラス
-
複層ガラス
-
Low-E複層ガラス
などがあります。
またLow-Eガラスでも、断熱・日射対策の考え方があります。
どの部屋・どの方角へ設置するか
まで考えて仕様を選びます。
色選びも毎日の満足度へ影響する

窓は大型設備なので、枠色は意外と目立ちます。
特に掃き出し窓では面積が大きいため、
「小さなサンプルではよかったけれど、完成したら想像より濃かった」
ということも考えられます。
一般的な色選びはこちらで解説しています。
関連記事:内窓の枠の色選びで失敗して壁紙と合わない原因とは?
インプラスのライトウッドGを検討している場合はこちらも参考にしてください。
関連記事:インプラスのライトウッドGはどんな色?他5色との違いと選び方
インプラスの主なデメリット
ここまでの内容を整理すると、インプラスには次のようなデメリットがあります。
窓が二重になる
開閉操作が一回増えます。
頻繁にベランダへ出入りする家庭では特に確認したいポイントです。
掃除する面が増える
外窓だけだった状態から、
-
インプラス室内面
-
インプラス外窓側面
-
既存外窓
-
2つの窓の間
など、掃除する場所が増えます。
障子を外して大掃除したい場合はこちらも参考にしてください。
関連記事:内窓の外し方は?掃除で障子を取り外す手順と戻し方・注意点
窓枠を使いにくくなる場合がある
内窓を取り付けることで、今まで窓台へ置いていた物を置けなくなる場合があります。
観葉植物や小物を置いている家庭は施工前に確認しましょう。
外窓を操作するには内窓を開ける必要がある
外窓のクレセントを操作したり換気したりするには、基本的に内窓を先に開ける必要があります。
施工スペースが必要
窓枠奥行きが不足すると、ふかし枠などが必要になります。
結露が完全になくなるわけではない
これはLIXIL公式でも案内されています。
「結露軽減」と「結露完全防止」は分けて考えましょう。
「インプラスは失敗だった」と感じる前に施工不良も確認
設置後に、
-
隙間風がひどい
-
障子が傾いている
-
鍵が掛からない
-
枠に大きな隙間がある
-
開閉が極端に重い
といった状態なら、単なる製品特性ではなく、建付けや施工状態を確認した方がよい場合があります。
関連記事:内窓の施工不良で隙間風?チェック方法は?
特に、
「インプラスはこんなものです」
と自己判断して我慢するのではなく、施工直後なら施工店へ確認してください。
インプラスをおすすめしにくいケース
インプラスがすべての住宅・窓に最適とは限りません。
例えば、
窓を1日に何十回も出入りする
二重開閉の手間を強く感じる可能性があります。
室内側のスペースが極端に少ない
ふかし枠やカーテンとの納まりが問題になることがあります。
騒音が窓以外から大きく入っている
窓だけ対策しても十分な防音効果を感じられない可能性があります。
結露の原因が過度な高湿度
内窓だけでなく換気・湿度管理も必要です。
外窓自体の劣化が激しい
状況によっては外窓交換も含めて比較した方がよい場合があります。
内窓と外窓交換で迷っている場合はこちらも確認してください。
逆にインプラスと相性がよいケース
一方で、
-
窓際が寒い
-
外窓自体はまだ使える
-
窓からの音が気になる
-
大規模な外窓交換を避けたい
-
内装を大きく壊さず窓性能を上げたい
という住宅では有力な選択肢です。
重要なのは、
「インプラスが良いか悪いか」ではなく、自宅の目的と条件に合っているか
です。
インプラス契約前チェックリスト

見積もりを取ったら、次を確認しましょう。
-
改善したいのは寒さ・暑さ・音・結露のどれか
-
窓枠の有効寸法は足りているか
-
ふかし枠は必要か
-
外窓クレセントと干渉しないか
-
カーテンレールを移設する必要はないか
-
普段どちら側から開けるか
-
正勝手・逆勝手は適切か
-
ガラス仕様は目的に合っているか
-
枠色を現物で確認したか
-
掃き出し窓の開閉が重くないか
-
結露が完全に消えると誤解していないか
-
防音効果を過度に期待していないか
-
工事後のカーテン位置を確認したか
-
外窓自体の劣化状態を確認したか
-
見積書の製品名・ガラス・色が希望どおりか
一つずつ確認すれば、多くの後悔を施工前に防ぎやすくなります。
業者へ見積もり時に聞きたい8つの質問
見積もり時には、次のように具体的に聞くことをおすすめします。
1.この窓にふかし枠は必要ですか?
必要なら何mmか、施工後にどの程度室内側へ出るか確認します。
2.外窓のクレセントとぶつかりませんか?
実際に回した状態で確認してもらいましょう。
3.カーテンレールはそのまま使えますか?
移設費用まで確認します。
4.このガラスを選んだ理由は何ですか?
寒さ・暑さ・防音など、目的と仕様が一致しているか確認します。
5.正勝手・逆勝手はどちらですか?
普段の開閉方向も伝えます。
6.施工後も普段と同じ側から出入りできますか?
掃き出し窓では重要です。
7.結露はどの程度改善が期待できますか?
「絶対になくなる」という説明だけで判断せず、住宅環境も含めて聞きます。
8.施工後に不具合が出た場合の対応は?
施工店の保証や連絡方法も確認しておきます。
安さだけで業者を選ばない
インプラス本体の価格だけを比較すると、安い業者が魅力的に見えるかもしれません。
しかし内窓は、
採寸精度
が非常に重要な工事です。
数mm単位で、
-
枠
-
クレセント
-
ハンドル
-
カーテン
-
建付け
との関係が変わります。
そのため見積金額だけではなく、
既存窓をどこまで確認してくれるか
も比較してください。
現地調査で見てもらいたい場所
業者が来たら、
-
窓枠の奥行き
-
上下左右の寸法
-
クレセント
-
ハンドル
-
カーテン
-
窓台
-
下地
-
既存窓の建付け
を確認してもらいます。
特に、
「この窓を毎日ベランダへの出入りに使います」
「ここは結露対策が一番の目的です」
「道路からの車の音を減らしたいです」
など、生活上の目的を伝えることも重要です。
施工後に確認すること
工事が終わったら、その場で次を確認してください。
開け閉め
すべての障子を開閉します。
クレセント
インプラスだけでなく外窓も操作します。
隙間
枠周辺に不自然な隙間がないか確認します。
カーテン
実際に開閉して干渉しないか確認します。
掃き出し窓
普段使う側から実際に出入りします。
問題があれば、施工業者がいる間に相談する方がスムーズです。
よくある質問
インプラスを付けて後悔する人はいますか?
インプラス自体には断熱・遮音などのメリットがありますが、期待値や施工条件が合っていないと、
「思ったほど結露が減らなかった」
「開閉が面倒」
「カーテンと干渉した」
などの後悔につながる可能性があります。
施工前の確認が重要です。
インプラスの最大のデメリットは何ですか?
家庭によって異なりますが、日常的には窓が二重になることで開閉・掃除の手間が増えることを確認しておく必要があります。
さらに窓枠奥行きが足りない住宅では、ふかし枠などの追加対応が必要になる場合があります。
インプラスを付けても結露しますか?
する場合があります。
LIXILも公式取扱説明書で、室内条件によってはインプラスを取り付けても結露が発生する場合があると案内しています。
外窓側へ結露するケースもあります。
防音目的ならインプラスを付ければ十分ですか?
住宅・騒音の種類によって異なります。
LIXILも遮音性能について、実験室と実際の建物では測定値に差が生じると説明しています。
窓以外から音が入っている場合は、窓だけでは十分な改善にならないことがあります。
インプラスは開け閉めが面倒ですか?
既存外窓に加えて内窓が増えるため、外へ出たり換気したりするときは開閉回数が増えます。
普段ほとんど開けない窓では気になりにくくても、ベランダへ頻繁に出入りする掃き出し窓では確認しておいた方がよいでしょう。
インプラスを付けるには窓枠が何mm必要ですか?
2026年9月現在、LIXIL公式では基本的な有効寸法として、
引違い窓70mm以上、開き窓・FIX窓55mm以上
と案内しています。
ただし窓種・納まり・既存部品などによって条件が変わるため、実際には現地調査が必要です。
奥行きが足りなくてもインプラスを付けられますか?
ふかし枠で対応できる場合があります。
ただし、すべての窓でふかし枠が使えるわけではありません。
カーテンはそのまま使えますか?
納まりによります。
LIXIL公式でも、窓枠内へカーテンレールなどが取り付けられている場合は、移設が必要になるケースを案内しています。
自分で採寸してネットで購入しても大丈夫?
施工経験がある場合を除き、特に大型窓や特殊な納まりでは慎重に判断してください。
窓枠寸法だけでなく、クレセント・ハンドル・下地・カーテンなどの確認も必要です。
インプラスと外窓交換ならどちらがいい?
既存窓の状態や目的によります。
外窓自体の劣化が激しい場合などは、カバー工法などを含めて比較した方がよい場合があります。
まとめ|インプラスは「付ける前」に後悔ポイントを潰しておく
インプラスは、
-
断熱
-
遮音
-
結露軽減
などが期待できる便利な内窓です。
しかし、
人気商品だから付ければ必ず満足する
というものではありません。
特に施工前に確認したい失敗・後悔ポイントは、
-
結露が完全になくなると思っていた
-
防音効果を期待し過ぎた
-
2枚開閉するのが面倒だった
-
外窓クレセントが回しにくくなった
-
ふかし枠で出っ張った
-
カーテン・ブラインドと干渉した
-
ガラス・色・勝手選びを間違えた
の7つです。
これらの多くは、
現地調査
↓
目的整理
↓
仕様確認
↓
完成後の使い方確認
を行うことで防ぎやすくなります。
特に契約前には、
「インプラスを付けられますか?」
だけではなく、
「この状態で付けたら、施工後にどう使うことになりますか?」
まで業者に確認してください。
窓は毎日使う住宅設備です。
断熱性能だけでなく、
開けやすさ・掃除しやすさ・見た目・カーテン・外窓操作
まで含めて選ぶことが、インプラスで後悔しないための重要なポイントです。