樹脂サッシとアルミ樹脂複合の結露とは?

樹脂サッシとアルミ樹脂複合の結露とは?

新築やリフォームを考えるとき、窓をどうするかで悩むことってありますよね。
カタログを見ていると、「樹脂サッシ」や「アルミ樹脂複合サッシ」といった言葉が出てきて、どれを選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。
特に冬場の嫌な結露、なんとか防ぎたいと思いませんか。
せっかく新しいお家にするなら、窓際がビショビショになったり、カーテンにカビが生えたりするのは避けたいですよね。
この記事では、そんなあなたの疑問に寄り添って、それぞれのサッシの違いや、結露を防ぐためのポイントをわかりやすくお伝えします。
最後まで読んでいただければ、きっとあなたのお家にぴったりの窓選びができるようになりますよ。
一緒に理想の窓辺について考えてみましょう。

結露を防ぐなら樹脂サッシが安心かもしれません

結露を防ぐなら樹脂サッシが安心かもしれません

いきなり結論からお伝えしてしまいますね。
もし、あなたが「絶対に結露を防ぎたい」と考えているなら、オール樹脂サッシを選ぶのが一番安心だと言えそうです。
営業の方から「今のアルミ樹脂複合サッシは結露しませんよ」と説明されることもあるかもしれませんが、実は最新の情報では、それは正確ではないという指摘が増えているんです。
アルミ樹脂複合サッシも性能は良くなっていますが、どうしても結露してしまうリスクが残ってしまうんですね。
もちろん、予算や用途によって最適な選択は変わってきますが、結露対策を最優先にするなら、樹脂サッシがとても心強い味方になってくれますよ。
私たちも、毎朝の面倒な窓拭きから解放されたいですよね。

なぜサッシの種類で結露のしやすさが変わるの?

なぜサッシの種類で結露のしやすさが変わるの?

では、どうして樹脂サッシとアルミ樹脂複合サッシで、結露のしやすさに差が出るのでしょうか。
その秘密は、窓の素材が持つ「熱の伝えやすさ」にあるんですね。
少し詳しく見ていきましょう。

結露が起きてしまう本当の理由

そもそも、どうして結露って発生するのか気になりますよね。
外の空気の温度と、お部屋の中の温度の差が13℃以上あると、理論上は結露が発生する可能性があると言われています。
例えば、お部屋の中が暖房でポカポカの20℃、湿度が50%だとして、外が0℃くらいの寒い冬の日を想像してみてください。
このとき、窓の表面の温度が約9.3℃(これを露点温度と呼びます)を下回ってしまうと、空気中の水分が水滴になって窓にくっついてしまうんですね。
冷たい飲み物を入れたコップの周りに水滴がつくのと同じ現象だと考えると、わかりやすいかもしれません。

アルミ樹脂複合サッシの弱点とは?

アルミ樹脂複合サッシは、外側が雨風に強いアルミ、お部屋側が断熱性の高い樹脂で作られています。
外と中で素材を変えることで、丈夫さと断熱性を両立させようとした素晴らしいアイデアですよね。
でも、実はここに少しだけ弱点が隠れているんです。
外側に使われているアルミは、樹脂と比べて熱を伝える力がなんと約1000倍もあると言われています。
そのため、外の冷たい空気がアルミ部分を伝って窓の枠全体を冷やしてしまい、寒い日にはサッシの一部の温度が先ほどの「9.3℃」を下回ってしまうんですね。
実際の実験データでも、アルミ樹脂複合サッシの複数箇所で温度が下がり、結露が明らかに発生してしまうことが確認されているんですよ。

オール樹脂サッシが優れているポイント

一方、オール樹脂サッシは、その名の通り枠のすべてが樹脂で作られています。
樹脂は熱をほとんど伝えないので、外の冷たい空気をしっかりシャットアウトしてくれるんですね。
大手メーカーさんの実験データによると、オール樹脂サッシは一番温度が低くなりやすい場所でも10.4℃を保ち、結露が始まる温度を下回らなかったそうです。
すべての部分で結露を防ぐ温度を上回るなんて、すごいと思いませんか。
もちろんメーカーさんによる検証なので少し割り引いて考える必要があるという見方もありますが、それでも断熱性能の高さは間違いないと言えそうです。

サッシのランクによる違いも知っておきましょう

実は、アルミ樹脂複合サッシと一口に言っても、性能によって大きく3つのランクに分かれているってご存知でしたか。
カタログを見ると、いろいろなグレードがあって迷ってしまいますよね。
ただ、建築の専門家の方々によると、アルミ樹脂複合サッシの中で一番上のランクのものを選んだとしても、やはりオール樹脂サッシの性能には及ばないとされています。
「高いグレードの複合サッシにすれば結露しないだろう」と期待してしまいますが、素材の性質上、どうしても樹脂100%には敵わない部分があるんですね。
この事実を知っておくだけでも、窓選びの基準がグッと明確になるかもしれませんよ。

窓の性能による違いの具体的なケース

窓の性能による違いの具体的なケース

ここからは、実際の生活でどのように差が出るのか、いくつか具体的な例を挙げてイメージしてみましょう。
ご自身のお家を想像しながら読んでみてくださいね。

ケース1:寒い冬の朝、暖房をつけたリビング

家族みんなが集まるリビング。
夜に暖房をつけて快適に過ごした後、朝起きると窓の様子はどうなっているでしょうか。
アルミ樹脂複合サッシの場合、外側のアルミから伝わった冷気が原因で、サッシの端のほうやガラスの下のほうに水滴がついてしまうかもしれません。
一方、オール樹脂サッシなら、熱伝導率の低さのおかげで窓全体が冷えにくく、結露が発生しにくい環境を保ってくれます。
毎朝カーテンを開けるのが楽しみになりそうですね。

ケース2:湿度が高くなりやすい寝室や室内干し

人は寝ている間にコップ1杯の汗をかくと言われています。
そのため、寝室は意外と湿度が上がりやすい空間なんですね。
また、冬場は外に洗濯物を干せなくて、どうしても室内干しをしてしまうことってありませんか。
実は、この室内干しも、お部屋の湿度を急激に上げてしまう原因になるんです。
こういった湿度が高くなりやすい環境では、高性能な窓でも、ちょっとした油断で結露してしまうことがあります。
結露は窓の性能だけでなく、お部屋の湿度管理や換気の状況にも大きく左右されるんですね。
もちろん、換気扇を回したり除湿機を上手に使ったりすれば防げますが、最初から結露しにくいオール樹脂サッシを選んでおくと、日々の気遣いが少し楽になるかもしれませんね。
毎日のお洗濯や湿度管理でピリピリしなくて済むのは、とても助かると思いませんか。

ケース3:実は用途によってはアルミ樹脂複合サッシが良いことも

「じゃあ、全部の窓を樹脂サッシにすればいいの?」と思うかもしれません。
実は、そうとも言い切れない部分があるんです。
例えば、お庭に出るための大きな「引き違いテラス戸」のような窓の場合、樹脂サッシだと重みを支えるために中に鉄芯を入れることがあります。
すると、中の鉄が熱を伝えてしまうため、特定の用途に限ってはアルミ樹脂複合サッシの方が断熱性能が上回るケースもあると言われています。
窓の大きさや使い方によって、適材適所で選ぶのが賢い方法なんですね。
プロの設計士さんに相談しながら決めていくと安心ですよ。

窓選びで後悔しないためのまとめ

ここまで一緒に、サッシの違いや結露の仕組みについて見てきました。
大切なポイントを整理してみましょう。

  • アルミ樹脂複合サッシは外側のアルミが冷えやすく、結露のリスクが少し残る
  • オール樹脂サッシは熱を伝えにくいため、結露を防ぐ力がとても高い
  • 結露を防ぐためには、窓の性能だけでなく、湿度管理や換気も大切
  • 大きな窓など、用途によってはアルミ樹脂複合サッシが適している場合もある

「うちは温暖な地域だから大丈夫」と思うかもしれませんが、最近の高断熱住宅では室内の湿気が逃げにくいため、暖かい地域であっても結露リスクを考慮するとオール樹脂サッシが推奨されているんですよ。
お家の環境に合わせて、一番心地よい選択ができるといいですね。

快適な暮らしに向けて、一歩踏み出してみましょう

窓選びって、専門用語も多くて本当に難しいですよね。
でも、ここまで読んでくださったあなたなら、もうサッシの違いについてはバッチリだと思います。
もし今、アルミ樹脂複合サッシのお家にお住まいで結露に悩んでいるなら、最強の対策と言われる「内窓の設置」という解決策もありますよ。
また、除湿機やエアコンの上手な活用、室内干しをなるべく控えるといった日々のちょっとした工夫でも、結露はグッと減らすことができます。
これから新築やリフォームをする方は、ぜひハウスメーカーや工務店の担当者さんに「結露が気になるので樹脂サッシを検討したいです」と伝えてみてくださいね。
あなたの毎日の暮らしが、もっと暖かく、もっと快適なものになるよう、心から応援しています。
一緒に、素敵な窓辺の景色を作り上げていきましょう。